法人登記
あいにくの雨でしたが人生初の法務局へ行ってきました。
役所とか手続きとかほんと苦手なわたしなので、法人登記に必要なものをガッツリ調べて何度も不備が無いか確認し完璧な準備で臨みました。
法人登記に必要なもの
登記書類
- 登記申請書(フォーマットが用意されている)
- 登録免許税納付用台紙(収入印紙を貼るだけの用紙)
- 就任承諾書
- 代表者、本店所在地、資本金決定書
- 払込を証する書面(資本金を銀行に入れたよって証明)
- OCR用紙(登記の内容を箇条書きにしたもの)
- 印鑑(改印)届書(会社の実印と個人の実印を捺印)
印鑑証明書
書類に捺印している印鑑が発起人の実印であることの証明に必要ってことでしょうか。
マイナンバーカードがあると近くのコンビニでも発行できるので、起業する人は作っておくと非常に便利。手続きや契約とかになると住民票やら印鑑証明やらが次々と必要になります。
ハンコって非効率というか今の時代なら偽造も簡単そうに見えるのでセキュリティ的にもどうかと思いますが、黒い文面の中に朱の色があるだけで書類に重みを感じてしまいます。わたしもレガシーですねぇ。
現金
登録免許税の代金です。今回は合同会社なので6万円。株式の場合は15万円らしい。
わたしはここで恥をかきました。法務局なので書類を提出する窓口で現金を支払うものと勝手に思い込んでいましたが、同じ建物内にある売店で収入印紙を買う流れのようです。
定款
わたしは電子定款を選択したので電子署名をしたPDFファイルをCD-Rに焼いたものです。
freee会計の年間契約をすると無料で行政書士事務所の人が校正と電子署名をしてくれたのでほとんど苦労をしていません。紙定款の場合は4万円の印紙代がかかるようです。
ここで疑問がわきました。印紙代というのは「文書」にかかるようなのですが電子定款にすると印紙代が不要になる、ということは保守契約書などの印紙代もPDFなら不要なのでしょうか・・・今度暇なときに調べてみます。
あとは捺印漏れとかあった場合のために、会社と個人の実印を持っていったほうがいいようです。払込証明とか印紙用台紙とかの割り印など忘れそう。
受付窓口
案内板を見ると1階が法人登記部門のようです。出口と入口が分けられて消毒液とかが並んでいます。コロナ対策なのでしょうか。入ってみると想像以上に人が少ないです。ただいま9月2日木曜日の午前11時。証明書発行用っぽい端末に数人並んでいるだけでした。
登記受付がどこなのかと見渡してそれっぽい看板を発見するも(一番奥でした)受付窓口に誰もいない。登記をする人も受付する人もいないので時間外なのかと心配になりました。コロナ禍で案内窓口は閉鎖してあり受付をする職員自体も減らしているようです。
モジモジしていると奥から人が来てくれました。用意したものを渡すと慣れた手つきで確認し、受付完了の用紙を一枚渡されて終わりました。
会社設立なんて本人の立場だと重大な人生のイベントですが、毎日受付している側だとただの事務手続きですよね。あとから思えば準備が万全なら郵送で十分だったと思います。